中断蹉跌計画となったリゾートマンションプロジェクトの設計図

今回ご紹介するのは、コンペではなく、実際に工事を前提に設計が進んでいた案件です。ゴルフ場に隣接した敷地に計画されたリゾートマンションで、コースの緑を借景とした横長のフォルムは、あたかもクラブハウスをイメージさせます。敷地内は濃密な庭作りを行い、外部空間と一体となった豊かな室内を目指しました。

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当時、独立して間もなかった事もあり、この計画を進めるにあたり株式会社にするなど、仕事を進める上での大きな転換点になったプロジェクトでした。

お客様の夢を形にするために、多くの打合せと計画の更新を重ね、設計をまとめきる所まで辿り着き、着工への準備は順調に進んでいました。

ところが、最終的な工事契約の段になり、ご要望と予算の乖離や、計画そのものの難しさなども重なり、最終的にはお客様の都合により、プロジェクトが止まってしまいました。

この計画には相当なエネルギーを注いでいたため、中止はとても厳しいものでした。パートナーを組んで貰った設計チームの方々にも多大なご迷惑をかける事にもなりました。今も忘れる事が出来ない、2月26日の事でした・・・。

その後、残された諸々のゴタゴタもようやく片付き、実現していれば、恐らく代表作になったであろうと思うこの案件も、ようやく落ち着いて振り返る事が出来る様になりました。困難な事ばかりであったかと云うと、そうでは無く、楽しい事もあり、いろんな意味で勉強になったと感じます。

いつかはこれを上回るものを作ってみたい・・・・と、思い描く次第です。

石川利治
3*D空間創考舎一級建築士事務所

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この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った「東久留米の 'yin-yang' house」が完成致します。 お施主様のご厚意によりオープンハウス(完成見学会)を行わせて頂く運びとなりました。 高台にある、落ち着いた雰囲気の分譲住宅地、その行止りに位置する旗竿敷地。 敷地の地盤面がアプローチの道路から更に2.3M程高く、道路レベルから敷地内の様子は窺えない。 コンクリート・木・金属の素材感 光を吸収する面、バウンドし、砕く面 明暗のコントラスト、光と影の図形 ...