設計雑感(冬) @前田敦
今年は2週続きで首都圏も豪雪にみまわれ、いろんな都市機能が麻痺してしまいました。
もともと首都圏では積雪の多くない地域として考えられています。
しかし想定外の豪雪 しかも前回の積雪が溶け切る前にさらに積雪という悪条件が重なり
工場の屋根が落下したり、カーポートの屋根が潰れたりと多くの事故が発生しました。
今後は耐震だけではなく、
積雪による積載荷重に対する構造強化の必要性を検討する時なのかもしれません。
以前、神戸に近い地域で消防出張所の設計を手がけたことがありますが、
その際に耐震基準の10%アップで構造を考えました。
あの阪神淡路大震災の際にも、まったく被害も無くほっとしました。
「備えあれば憂い無し」
とはいえ
過剰設計にならない塩梅が大切ですね。
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調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...