家族の歴史を継続するリノベーション@筒井紀博

31会の模型展がきっかけで始まったリノベーションが年末に無事、引き渡しを終えました。

築50年以上経つ木造住宅のリノベーションです。

クライアントの住む母屋と賃貸アパートの2棟をまとめて工事しました。

敷地は閑静な住宅街に位置し、2棟が挟むように広い庭が存在します。

以前は襖で細かく仕切られた個室の多い間取りでしたが、1F部分は広いリビング空間へと変更。庭に面して大開口を二箇所設け、光の降り注ぐ明るいリビングとなっています。広いデッキテラスがあり、屋外空間との一体感も感じられるような間取りとしました。

2Fは個室が配置され、小屋組を露わにした天井によって家族の歴史を感じることができます。

耐震補強も施し、現代の建築基準に合致する体力をもたせています。設備機器類も一新させ、現代の快適さをもつ建築となりました。

家族の歴史を継続しながらも安心して快適に暮らせる住まいへ。この先も長い年月、家族とともに成長し、様々な思い出を刻んでゆく空間となりました。

− 最新イベント情報 −

「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守

  調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...