壁をガラスに置き換えて得られる室内の広がりと明るさ@石川 利治

外壁に開口(窓)を設けることは、光や空気を取入れるために住宅には欠かせないものです。そこに求められる性能は風雨をしのげる事はもとより、防火上の制限や特に近年では断熱といった様々な要素が絡み、ある意味制約が多い部位と考えても良いでしょう。そこに使われる「ガラス」も時代のニーズに合わせて進化しているといえます。

このガラスを室内で使う場合は、外壁に使うより少し自由度が上がります。火災、あるいは耐風圧といった外壁の開口では制限されて使えない材料や大きさであっても、室内では使用できるといった事も生まれてきます。特に一般的な住宅で使う場合は法規的な制限も減るため、使用箇所の可能性は広がります。

透明でありつつ空気の流れを遮断できるガラスという材料は、本来は壁で仕切りらなくてはならない部位を透けた間仕切りに置き換える事ができます。効果的な使い方ができれば、視覚的な繋がりが生まれ、空間に広がりを与える事ができます。もちろん、よりプライベート性の高い、視線を遮断したい部位には透明なガラスという訳にはいきませんが、この場合も磨りガラスやフィルムを組み合わせたりする事でさらに可能性は広がります。

今回の大津の住宅では、階段室と一体になった玄関が2層分の天井高さになっており、吹抜けに隣接した2階部分にリビングが設けられています。この部分の間仕切りをガラスにする事で、リビングの床面積以上に視覚的な広がりを生み出しています。外壁に面していない建物中心部分のリビングにも、吹抜けに面した玄関扉上部に設けた開口からガラス間仕切りを介して陽光が差込みます。

空間の気積はガラス間仕切りにより小さく抑えられているため、空調の効率はあがるといった省エネルギー面もさることながら、視覚的な広がりと光の変化による時々刻々の移ろいを感じられる事が空間の居心地をより高めるのではないかと考えております。

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オープンハウス(完成見学会)12/15 大沢の家(仮) @菰田真志+菰田晶

この度、菰田建築設計事務所(菰田真志+菰田晶)で設計監理しました『大沢の家(仮)』のオープンハウス(完成見学会)を建主さまのご厚意により開催させていただけることになりました。敷地に隣接する川と桜の眺望を取りこむことを考えた家です。 日時:2019年12月15日(日) 11時から16時まで 場所:東京都三鷹市(京王線調布駅よりバス) 注意:引渡し前の建物ですのでお子様等お連れの場合には事前にご連絡いただきたいと思います。 ご興味ある方は、>>お問い合わせフォームよりお申し込みくださ...