『間取りの模範解答』気楽な近所付き合いを演出する、玄関ポーチと中庭の連結。@小林 武
建築家31会の新刊『間取りの模範解答:心地よい住まいをつくる建築家の視点』に、KOB建築設計事務所の設計監理した住宅『玄関ポーチと中庭の連結』が掲載されています。今回は、誌面では伝えきれなかった完成写真を交えて、もう少し詳しくご紹介します。
人の繋がりを演出する
家は家族の居場所だけでなく来訪される方にも心地良さを感じてもらえるのが良い。施主は昔からの知人である大工さん。ロードバイクの趣味があり、友人や仕事仲間が集まりやすい空間を求め設計した。

トンネルポーチ
外壁は自然に負けないように鋼板を採用し、シンプルな黒い四角い箱にトンネル状にポーチの穴を開けて建物がゲートのようなイメージとしている。


家の中にパブリックな空間を引き込む
家の中でパブリックな空間は玄関やリビングである。その空間をトンネルポーチや中庭と結びつける事により、外との距離を近づけている。


凄みを増す外観
設計依頼を受けた時は、周りはハウスメーカーの家が建ち並びつつある街並みであった。シンプルな外観であるが14年経った今も施主に喜んでいただいている。設計者としては凄みを増す外観であると自負している。

間取りの可能性
間取りには家族のカタチが現れると思っています。部屋数や機能だけでは図れない豊かさや感動を求めて設計しています。今回は『玄関ポーチと中庭の連結』で紹介しましたが、間取りをよく見てもらうとスキップフロアのスタディーコーナーと主寝室や、洗濯取り込みが快適な物干サンルームなどアイデアがつまった家です。
− 最新イベント情報 −
2月28日(土)住まいの「なかみ」構造見学会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
どんなふうにできあがっていくのか、どうやってつくられているのか…住まいの“なかみ”とは、出来上がった時には隠れてしまうところ。見る機会の少ない工事途中を見ていただくものです。 無垢の柱や梁などの構造材、Baubioとセルロースファイバーの断熱材、通気の工夫などの“なかみ”を実際に見ていただきながら詳しく説明をします。光設計の「呼吸する住まい」の“なかみ”を見ることができるいい機会ですので、是非ご参加ください。 会場:杉並区荻窪 「スロープ玄関の小さな木の家」 ...


