和風住宅の和室応接室の駆込み天井と竿縁天井の埋込み照明
床の間のある応接室
横浜の和風住宅の建て替えでは、お客様をお迎えする応接室に床の間造作を設えることになりました。また応接室は畳を敷く事なく「椅子+テーブル」式で、床を板敷き=フローリングにされました。
和室の天井の構成
間取りは、付け書院が外部側に突き出した構成になって、幅の広い床の間になりました。
「椅子+テーブル」式の視線の高い部屋になったので、天井高さも高くして、2.7メートルになりました。
そこで天井は、付け書院の部分を駆け込み天井にして、テーブルが置かれる中央部分を竿縁天井にしました。
竿縁天井の照明
応接室の照明は、竿縁天井から線で下ろした様なペンダント状の照明器具を吊ることなく、竿縁天井の中に組み込んだ障子照明にして、部屋全体が一様に明るくなる様にしました。
障子が連続する先には、ガラリを取り付けて、空調エアコンを天井内に収めました。
− 最新イベント情報 −
「江戸Styleの家」オープンハウスのお知らせ 2024 年11月30日(土) @小泉拓也+栗原守
「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...