敷地周辺道路を自宅庭に取り込みLDKと庭を一体的な間取り空間構成開放的な注文住宅
夏休みの午後の縁側の昼寝をイメージした住宅です。敷地周辺道路に開きながらも、植栽によりプライバシーを確保して、明るく開放的な家を作り出しました。模型と写真を展示して設計者によって説明相談いたします。是非この機会に実現のコツを設計者とお話しください。
1.自然と仲良く付き合う家
敷地から直接海を見ることができる訳ではありませんが、海からの風と潮の香りが感じられる敷地。
元は畑だった場所が4戸分だけ宅地開発された敷地。
背後の北側には、だだっ広い畑の向こうに山が見えます。
冬の吹き下ろしに対してはきちんとブロックしながら、南側にはリビングと連続した快適な庭を作ることを前提にこちらの家づくりは始まりました。
2.太陽の恵みを享受する大らかな庭と建物
建物を敷地の北側に寄せ、庭に開く窓間口を最大限大きく確保して、家の奥までふんだんに自然光が入ってくる建物としました。
敷地南側の前面道路は、ご近所の顔見知りしか通らない行き止まり道路でしたので、この道路も庭として含めてしまおうと、大らかで開放的な住空間を目指しました。
1階は大らかなワンルームの LDKで、南側の幅6メートルの大窓をフルオープンにすると、リビング・縁側・庭が一体となった子供の遊び場が出現します。 駐車場の床を芝生と枕木で仕上げることにより、建物の前のスペースが駐車場も含めて全て庭として使えるようにしました。
3.プライバシーの確保と庭空間の広がりを両立する植栽配置
・建物のアプローチや窓のアイストップとしての植栽
・敷地の領域を明示する為の植栽
・庭そのものの奥行きを感じさせる植栽
を意識して、植栽計画上、それぞれ異なる意味を持ちながら、それぞれの場所に応じた樹種を選定しました。
− 最新イベント情報 −
「江戸Styleの家」オープンハウスのお知らせ 2024 年11月30日(土) @小泉拓也+栗原守
「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...