設計事務所・建築家にできること 4 @石井正博+近藤民子

今週の“ばとろぐ”では、設計事務所が行っている仕事について「設計事務所・建築家にできること」題して書いています。四日目はとても重要な仕事である「工事監理」についてです。

4.工事監理
工事金額がまとまると、工事請負契約書、見積書、設計図などを元に建て主と施工会社の間で工事契約を結び工事が始まります。工事監理はこの工事が設計図通りに行われているか確認していくことです。

配置の確認にはじまり、鉄筋の本数やコンクリートの品質、柱や梁の大きさ、耐力壁や金物の位置、サッシの位置やガラスの種類、仕上げ材の種類や施工状況などを、工事現場に行って図面と見比べながら目視や実測により確認するとともに、施工に立ち会えない場合は施工報告書などで確認します。間違っている場合は指摘して是正してもらいます。


 

上の写真は風と光と暮らす家の現場で、基礎や構造材を実測しているいるところ。>>風と光と暮らす家の設計・工事経過

建築工事には非常に複雑な面があり、設計図面だけで工事を進めていくことは難しく、現場監督さんをはじめとして各業者の方と打合わせが必要です。工事中は現場に行かない時も、工事会社から出てくる施工図をチェックしたり、現場に指示する資料を作成したり、メールや電話などで頻繁にやり取りしています。

建て主の方とも要所で現場でもお打合せをし、窓の位置や照明スイッチの位置を確認してもらったりします。仕上げ材の最終的な色の決定も、サンプルや見本を用意して現場で行います。

また、見積もり調整で一旦中止したウッドデッキを復活させたいとか、ニッチを追加したいなど、工事中に出てくる要望に対して、後々問題にならないように、施工前に見積もり出してもらい、建て主の了承を得てから施工してもらうなども工事監理の重要な仕事のひとつです。


 

上の写真は室内化したテラスをもつ家の現場で、仕上げ材の色などを建主の方と最終的に決めているところ。>>室内化したテラスをもつ家の設計・工事経過

 

>>一日目:土地探しのお手伝い
>>二日目:プランニング(設計)
>>三日目:見積チェック
>>四日目:工事監理
>>五日目:お引き渡し後(定期点検・メンテナンス・リフォーム)

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