シンプルな住宅 髙野洋平
こんにちは。今週の「リレーブログ」を担当しております。髙野洋平です。
皆さんは住宅と聞いて何を思い浮かべますか。
居間があって、台所があって、風呂、便所があって寝室がある。子供部屋もある。生活をするには色々な部屋が必要です。それぞれの部屋の大きさや配置も重要ですよね。
住宅の設計では生活をしやすいようにそれらを組み合わせていくわけですが、私の設計ではそれらをできるだけシンプルにまとめていくことをお勧めしています。
自由な形状で組み合わせすぎると構造が破綻したり形状の複雑さからコストがかかり過ぎる結果になります。基本的にシンプルな形体ほど表面積が小さくなるので、外壁のコストや断熱性能の面でも有利になるでしょう。
各室の面積は大き過ぎず小さ過ぎず、配置も動線も収納もあるべきところに然るべきボリュームでというとなかなか大変ですが、住宅から余分なコストを除くことができるのは大きなメリットです。
最近では表面積や断熱性能が設計者に即座にわかるよう、CADの機能も進化してきているのでとても期待しています。コスト、性能、必要面積、しっかり管理して納得の家をつくりたいですよね。
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この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った住宅が完成に近づき、 お施主様のご厚意により完成見学会を行わせて頂く運びとなりました。 【久我山のSunny platform house】 落ち着いた低層住宅地の私道突き当たりの敷地に建つ、ダンス教室併設の戸建住宅。 最大容積確保、2台分の駐車場、家族と教室生徒のアプローチ、内部の借景及び近隣家屋とのバッファーとしての庭空間… 限ら...


