日々是好日 @磯村一司

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ひとつ前にお話しした建築の素材の話では、コンクリートの事例をみていただきましたが、今回は、コンクリートの硬質感とか人工的という感じではなく、素材としてはナチュラルな、やさしい、暖かみがある、肌触りが良いものを望まれた建主さんの事例です。
写真を見比べていただいても、まったく違うデザインで、同じ設計事務所とは思っていただけないかもしれませんが、我々としては、設計を通して大切していることを何も変えてはいません。
建主の住まい方や好みを大切に考え、場所、空間をどうつなぎ、何処で切り、陽射しをどうやって取込み、風の流れはどう作るか、開口部のプロポーションは美しいか、その素材のボリューム感は活かしている、さらには構造や断熱のために、この場合はどの構法の選択が適切か、と、デザインのためのテーマは常に変わりません。

コンクリート打放しの建物の建主さんは、コンクリート打放しが大好きだからとおっしゃったのに、この写真の建主さんは、バリが大好きだから、バリに行かなくてもいいような住まいが欲しいとおっしゃったのが、大きな違いです。
もちろん、素材が変わることはけっこう難しいことで、時間をかけて吟味することは大変なことです。でもそこに醍醐味もあると思っています。

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磯村一司+政本邦彦
ギルド・デザイン一級建築士事務所

磯村一司+政本邦彦  ばとろぐ記事

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オープンハウス(完成見学会)2/29 東久留米の ‘yin-yang’ house @七島幸之+佐野友美

この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った「東久留米の 'yin-yang' house」が完成致します。 お施主様のご厚意によりオープンハウス(完成見学会)を行わせて頂く運びとなりました。 高台にある、落ち着いた雰囲気の分譲住宅地、その行止りに位置する旗竿敷地。 敷地の地盤面がアプローチの道路から更に2.3M程高く、道路レベルから敷地内の様子は窺えない。 コンクリート・木・金属の素材感 光を吸収する面、バウンドし、砕く面 明暗のコントラスト、光と影の図形 ...