6年という歳月@泉谷吉信
どうも湘南の建築家 Itchy’s Art Garage Totally Happy Creations 一級建築士事務所の泉谷吉信です。
先日3月27日は父の命日でした。
2011年3月27日に他界しました。そう「3.11」東日本大震災のあった年です。
父が余命宣告されたのは2009年の師走。
そこから実家の建て直し計画が始まりました。私の実家は鉄鋼技術者であった祖父が設計した2世帯住宅で、築45年は過ぎていました。その間には何度か増改築を繰り返し、両親が住んでいましたが行く末を心配した父が兄の家族と2世帯住宅を作り、住むことを決めたのです。それまで、私は建築家の道を歩み始めてからさんざん「実家を建て直させてほしい!」と懇願してきましたが、父は首を縦に振ることはありませんでした。ですので依頼された時は少し驚きました。しかも時間がない。。。そんな中で実家の建て直し計画が始まり進んで行きました。プランを練っては兄と打ち合わせをし、たまに激しくぶつかり合うこともありました。着工した時には既に宣告された時期は過ぎていて、父も新居に住むことを目標に頑張っていました。工事も終わり引っ越して5日後のことでした。まだ部屋の中には段ボール箱が山積みになっている中での東日本大震災でした。幸い何事もなく、その後1週間くらいは無事に新居で生活を送る事ができましたが、容態が悪くなり入院することになりました。
父は「よっちゃん(私の呼び名)の設計してくれた家に住めて本当に良かったよ。」と言ってくれました。それまであまり父から褒められる様な人生ではなかったのでとても嬉しい言葉でした。そして3月27日に旅立って行きました。それから6年という歳月が経ちましたが、あの朝のことは鮮明に憶えています。
− 最新イベント情報 −
オープンハウス(完成見学会)暮らしを楽しむ広々コートハウス 4/12(日) @石井正博+近藤民子
この度、設計事務所アーキプレイスで設計監理しました『暮らしを楽しむ広々コートハウス』(木造2階建・SE構法・神奈川県相模原市)が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 周辺の建て替えが進む住宅地に建つ、中庭を囲むコの字型の住まい。外部からの視線を遮りながら、光と空を取り込む開放的な空間としました。吹抜けのあるリビングを中心に、ダイニングキッチンや書斎、ゲストルームへとつながり、多様な過ごし方に応える住まいです。 日時 ...


