時間のデザイン 10年 今がやりどき太陽光 @滝川淳
家は50年使えるように、と思って設計するものの家族や周辺環境の変化を
正確に予測できるわけではありません。
それでも可能な限りの想定をしておき、事前の準備をしておく。
また予算を抑えるためにも基本的な骨格をまずはつくる、これが重要です。
植栽、外構、こども部屋の間仕切りなどは後工事。
先日も竣工して7年たってやっと隣に家ができたので、
庭先の塀や植栽の相談にのって下さいというお声かけをいただきました。
最近多いのが太陽光発電のための対応。
値段が下がってきたとは言うものの新築時に導入するにはやっぱりまだ高いので
将来設置できるように下準備だけしておくのです。
パワーコンディショナーまでの空配管、と盤の位置の確保、
そして何より重要なのが屋根材の選択でしょう。
写真にあるのは10年前に建てた「ギャラリーのある家」。
当時は高くて手が出せなかった太陽光発電ですが、
全国的に見ても日照時間の長い山梨ではぜひ使いたいと
南向きの片流れの屋根だけ用意しておきました。
そこに昨年太陽光発電を載せました。
振り返ってみればたまたまではありましたが、
金属板の横葺きにしておいて正解でした。
屋根の防水層に穴を開けずに施工することが可能だったのです。
これを機に太陽光発電のための屋根材の選定に慎重になったのは
言うまでもありません。
将来への対応をどこまで想定して準備をしておけるか、
これも建築家の重要な役割だと考えています。
− 最新イベント情報 −
2月28日(土)住まいの「なかみ」構造見学会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
どんなふうにできあがっていくのか、どうやってつくられているのか…住まいの“なかみ”とは、出来上がった時には隠れてしまうところ。見る機会の少ない工事途中を見ていただくものです。 無垢の柱や梁などの構造材、Baubioとセルロースファイバーの断熱材、通気の工夫などの“なかみ”を実際に見ていただきながら詳しく説明をします。光設計の「呼吸する住まい」の“なかみ”を見ることができるいい機会ですので、是非ご参加ください。 会場:杉並区荻窪 「スロープ玄関の小さな木の家」 ...

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