旅と建築@エムズワークス 松永 基
僕は昔から旅が好きです。若いころはバックパック背負って、ヨーロッパをスケッチしながら放浪していました。
目的は建築を見ることです。
建築を見ることと建築を造ることにはとても繋がりがあると思っています。
建築を見ると、いろいろなアイデアが沸いてきます。
僕は年に2、3会、海外に行きます。
夏のこの時期には長い休みをとって建築を見に行くことが多いです。
今年は6月の12日から21日まで、ベトナムを旅してきました。
ベトナムは急速に発展している国ですが、長い歴史は支配と戦争の傷痕が多く残ります。
その中でもベトナムの人達は笑顔で歴史の中を渡ってきました。
ハノイ、ホーチミン、ダナン、フエ、ホイアンなどを訪問しました。
それぞれの都市や街には特徴があり、書き始めると長くなってしまいます。
なので、記憶に残った土地のみ今回は紹介しよと思います。
世界遺産の町 ホイアンです。
ホイアンは200年前から300年前くらいの中国風民家の立ち並ぶ歴史景観地区です。
ここでがヘリテイジホテルーー200年前の民家を改装したホテルに泊まりました。
とても雰囲気のある宿でした。
京都の町やのように、間口に対する奥行きが長いので、建物中央に中庭がとってあります。中庭は採光、通気に使われています。現代で言えばコートハウスです。
時代は変わっても建築の発想は共通だと実感しました。
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...