幅や高さについて@栗原守+小泉拓也

今週のリレーブログを担当します「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。

「呼吸する住まい」をご提案、お手伝いをしています。今週のリレーブログでは

設計のときに気をつけている幅や高さについて書いてみたいと思います。よろしくお願いします。

 

住宅の設計で建築主様の優先順位が高いキッチン。システムキッチンに食洗機をつけたい、シンクの下はゴミ箱が置けるようにオープンにしたい、造り付け食器棚には大皿がはいる引き出しをetc。キッチンまわりの家電製品(冷蔵庫やオーブンレンジ、トースターなど)は基本的には建築主様にご用意していただきますので設計段階ではスペースの確保が重要になります。

 

近年の冷蔵庫は容量も600L以上の製品もあり奥行きや横幅が大きいサイズも出てきています。冷蔵庫本体の重量も100㎏を超えてきます。お引き渡し間近で購入したい商品が入らないといった事がないように気をつけたいです。

冷蔵庫に限りませんが大きいサイズのまま運びいれるので搬入経路を検討しておくことが必要です。キッチンが2階にある場合は十分に検討する必要があります。特に階段には手すりが付いていて、取り外せないと搬入できないことになるかもしれません。将来冷蔵庫が故障して買い換える時、今よりも容量の大きいものを検討される場合も想定してスペースと搬入経路を検討します。

光設計/栗原守+小泉拓也

著者情報

栗原 守 + 小泉 拓也栗原 守 + 小泉 拓也

栗原 守 + 小泉 拓也 くりはらまもる こいずみたくや

一級建築士事務所 光設計

「呼吸する住まい」をテーマに自然素材と自然エネルギーを有効に利用するエコロジーな住まいを建築主さんと2人3脚で設計しています。

− 最新イベント情報 −

「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守

  調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...