窓について@菰田晶
本日、最終回となりました。
窓は大きさ、形状、形式、材質、色々選択肢があります。同じ開口サイズでも壁に対して開ける位置・ガラスの種類などで印象が大きく変わります。中からの眺めだけではなく、外観の印象にも大きな影響をあたえる窓は、いつもいつも考えていて楽しく、そして悩ましいモノです。
ここ数年で住宅用アルミサッシの防火性能で問題がみつかり、実はいま大変な過渡期なのですが、世間では意外に知られていないかもしれません。設計者はそれでずいぶん振り回されてきました。
今まで防火認定がとれていたサッシが実は性能を満足していないことが発覚し、新たな検査が始まっています。現段階で認定の取れている窓は非常に小さく、種類が少なく、コストが上がっています。防火地域・準防火地域では、以前に比べると大きな開口が開けられなくなってしまいました。各サッシメーカーが今必死で開発・試験を繰り返していると思いますが、以前のような大開口ができるサッシが出てくるのにどの位かかるか…。
そうはいっても、新しい商品が出てくるのをじっと待っているわけにはいかないので、こんな時だからこそ使えるものの中で工夫をして、今まで考えなかった窓の開け方も考えてゆかないとなと思っています。そういった工夫や思考も設計者の職能ですからね。
1週間お付き合い頂き、ありがとうございました。
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どんなふうにできあがっていくのか、どうやってつくられているのか…住まいの“なかみ”とは、出来上がった時には隠れてしまうところ。見る機会の少ない工事途中を見ていただくものです。 無垢の柱や梁などの構造材、Baubioとセルロースファイバーの断熱材、通気の工夫などの“なかみ”を実際に見ていただきながら詳しく説明をします。光設計の「呼吸する住まい」の“なかみ”を見ることができるいい機会ですので、是非ご参加ください。 会場:杉並区荻窪 「スロープ玄関の小さな木の家」 ...


