設計雑感(夏) @前田敦
地球温暖化の影響で、東京でも普通に猛暑日が続く気候へ変化してきました。
子供の頃は30℃を超えることすら年に数回程度で、
「早朝の涼しいうちに勉強しなさいっ!」と言われていたほどです。
今では、朝から激しい暑さが襲ってくるので、
エアコンは朝から動いているようです。
そんな中で設計上配慮する一つに断熱性があります。
もちろん断熱性ですから、暑さはもちろん寒さにも備えるものなのですが
夏期に設計するときは、断熱材の表記もブルーになり、冬ではオレンジ色になってしまいます。
これは私の癖ですから一般例ではありませんが、
打合せをしていてもクライアントさんも図面を観て、「これなら涼しそうだ!」と発言されることがあるので、気持ちは一緒だなと笑ってしまいます。
気候の変化が激しくなってきた現代
居住環境の快適性、光熱費の軽減のためにも、質の良い断熱環境を形成させるべきでしょう。
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「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...