住まいのまわり「サイクルガレージ」 @古川達也
住まいのまわり」とは、家と街のあいだ。。
家との繋がりもあり、街との繋がりもある。家との都合、街との都合を調整したり解決したり。様々なケースがあると思いますが、とても大切な場所だと思っています。本日は住まいのまわりに必要な、自転車置き場を工夫したお話です。
自転車は、今後ますますエコロジカルライフに欠かせない移動手段の一つとなるように思います。住まいのまわりに、場所をとらず使いやすい自転車置き場があったら嬉しい。
例えば、以前に設計した個人住宅「山見の家」ご家族4人、みな自転車が大好き。出来れば屋根下に置きたいし、さらに出来れば屋内に置きたい、と話されました。
毎日の通勤でも愛用の自転車を活用されるご主人は、特に自転車を大切にされていますが、仕舞い込んでもいけません。出し入れし易い事が必須です。実現したのは、玄関と兼ねたサイクルガレージ。
限られた屋内面積で、自転車専用のスペースというわけにいかず、考えた末のアイディアでしたが、これが中々快適。
ほんのちょっとだけ玄関を広めに確保し、市販のサイクルラックを設置。例えば子供は下、大人は上部に引っ掛けるスタイル。結構簡単です。
玄関扉と別に、自転車を出し入れするための掃き出し窓を設けたのですが、ここからの出入りが頻繁になり、開け放しの日も多い。時には、来客との立ち話も、、。懐かしい風情漂う、縁側のような空間になりました。
サイクルライフと楽しいガレージ。いかがですか?
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中野区の「自然素材の平屋の木の家」は平屋の約33坪の住まいです。建築主さまのご厚意により2025年9/20(土)完成現場見学会を開催させていただくことになりました。リビングダイニングとつながる大きなデッキテラスで内と外の暮らしを楽しむことができる平屋の木の家です。 無垢の木や左官の薩摩中霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉などの自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを検討中の方のご参加をお待ちしています。時間指定で3組限定の見学...