住まいのまわり「ミニガーデン」 @古川達也
「住まいのまわり」とは、家と街のあいだ。。
家との繋がりもあり、街との繋がりもある。家との都合、街との都合を調整したり解決したり。様々なケースがあると思いますが、とても大切な場所だと思っています。
ミニ花壇やミニ菜園。本日は住まいのまわりにあると嬉しい、ミニガーデンのお話です。
例えば、以前に設計した個人住宅「白楽の長い家」奥行きのある敷地に建つコンパクトな住宅です。近く建設予定がある隣地の緑地が視界にありますがご夫妻2台分の駐車スペースを確保すると、敷地内に外構のゆとりは殆どありません。
ですが、前面道路と住まい本体との僅かなスペースに、ミニガーデンを設けています。「行ってきます!~ただいま!」玄関先で、ご家族が必ず目にする庭。
敷地の際にあることで、庭は街並みに参加し、道行く人々の目を楽しませてくれます。
最小限で最大効果!ミニであるがゆえ、それほど頑張らなくても?!花緑であふれます。玄関先のミニガーデンは、住まいの顔として、ご家族と街をソフトに繋ぎます。
もう一つご紹介。「洗たく屋さんの家」
ご家族が営む、クリーニング店併設の住宅です。
道に面するミニガーデンは、住まいの玄関先であると同時に、地域で愛される店舗の顔でもあります。ここではミニ菜園としてナスやトマト、イチゴやゴーヤーなどなど予定?!収穫して来客にふるまう楽しさも。伺った際は、丁度トウモロコシを育てていました。
住まいづくりにおける「住まいのまわり」。住まい手や土地環境に合わせ様々ですが、丁寧に考えられると、住まいの魅力に繋がるように思います。
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