住まいのまわり「サイクルガレージ」 @古川達也
住まいのまわり」とは、家と街のあいだ。。
家との繋がりもあり、街との繋がりもある。家との都合、街との都合を調整したり解決したり。様々なケースがあると思いますが、とても大切な場所だと思っています。本日は住まいのまわりに必要な、自転車置き場を工夫したお話です。
自転車は、今後ますますエコロジカルライフに欠かせない移動手段の一つとなるように思います。住まいのまわりに、場所をとらず使いやすい自転車置き場があったら嬉しい。
例えば、以前に設計した個人住宅「山見の家」ご家族4人、みな自転車が大好き。出来れば屋根下に置きたいし、さらに出来れば屋内に置きたい、と話されました。
毎日の通勤でも愛用の自転車を活用されるご主人は、特に自転車を大切にされていますが、仕舞い込んでもいけません。出し入れし易い事が必須です。実現したのは、玄関と兼ねたサイクルガレージ。
限られた屋内面積で、自転車専用のスペースというわけにいかず、考えた末のアイディアでしたが、これが中々快適。
ほんのちょっとだけ玄関を広めに確保し、市販のサイクルラックを設置。例えば子供は下、大人は上部に引っ掛けるスタイル。結構簡単です。
玄関扉と別に、自転車を出し入れするための掃き出し窓を設けたのですが、ここからの出入りが頻繁になり、開け放しの日も多い。時には、来客との立ち話も、、。懐かしい風情漂う、縁側のような空間になりました。
サイクルライフと楽しいガレージ。いかがですか?
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自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...