住まいのまわり「ミニガーデン」 @古川達也
「住まいのまわり」とは、家と街のあいだ。。
家との繋がりもあり、街との繋がりもある。家との都合、街との都合を調整したり解決したり。様々なケースがあると思いますが、とても大切な場所だと思っています。
ミニ花壇やミニ菜園。本日は住まいのまわりにあると嬉しい、ミニガーデンのお話です。
例えば、以前に設計した個人住宅「白楽の長い家」奥行きのある敷地に建つコンパクトな住宅です。近く建設予定がある隣地の緑地が視界にありますがご夫妻2台分の駐車スペースを確保すると、敷地内に外構のゆとりは殆どありません。
ですが、前面道路と住まい本体との僅かなスペースに、ミニガーデンを設けています。「行ってきます!~ただいま!」玄関先で、ご家族が必ず目にする庭。
敷地の際にあることで、庭は街並みに参加し、道行く人々の目を楽しませてくれます。
最小限で最大効果!ミニであるがゆえ、それほど頑張らなくても?!花緑であふれます。玄関先のミニガーデンは、住まいの顔として、ご家族と街をソフトに繋ぎます。
もう一つご紹介。「洗たく屋さんの家」
ご家族が営む、クリーニング店併設の住宅です。
道に面するミニガーデンは、住まいの玄関先であると同時に、地域で愛される店舗の顔でもあります。ここではミニ菜園としてナスやトマト、イチゴやゴーヤーなどなど予定?!収穫して来客にふるまう楽しさも。伺った際は、丁度トウモロコシを育てていました。
住まいづくりにおける「住まいのまわり」。住まい手や土地環境に合わせ様々ですが、丁寧に考えられると、住まいの魅力に繋がるように思います。
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...