住まい設計のヒアリングは生活スタイル家族構成で部屋数は聞かない
いえづくりの最初はまずはヒアリングから。
私の事務所、コネクトではA4で2枚くらいに項目だけを並べたヒアリングシートを用意してあります。「ヒアリング当日にこんなことを聞きますから、イメージだけしておいてくださいね」とお伝えして、事前にお渡ししておきます。
例えばこんな内容です。
○ 生活スタイル
・ 家族構成
・ 食べる
・ 寝る
・ くつろぐ
・ 入浴
...
意外かもしれませんがこのヒアリングシートには、部屋数の項目はありません。
部屋数はいくつにするのかは、聞かないのです。
リビングとダイニングを分けるのか、一緒にするのか。
子供部屋を何部屋設けるのか。
こういったお部屋の「数」に関することは、家族構成によっても、生活スタイルによっても、家の階数によっても、全体予算によっても変わってくることなので、聞くことができない内容だと考えています。
生活スタイルに関するすべての項目をヒアリングして、敷地を見て、予算をうかがって初めて部屋数は生まれてくるもの。数を確保するためのプランニングではなく、生活スタイルを実現するための空間は何が最適かを考えた結果でしかないのです。
つまりヒアリングの時は、みなさんの日常の暮らしかたを、淡々とお話ししていただければそれでOK。なにも用意するものはありません。あとは建築家が考えますから。
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