旅と建築@エムズワークス 松永 基
僕は昔から旅が好きです。若いころはバックパック背負って、ヨーロッパをスケッチしながら放浪していました。
目的は建築を見ることです。
建築を見ることと建築を造ることにはとても繋がりがあると思っています。
建築を見ると、いろいろなアイデアが沸いてきます。
僕は年に2、3会、海外に行きます。
夏のこの時期には長い休みをとって建築を見に行くことが多いです。
今年は6月の12日から21日まで、ベトナムを旅してきました。
ベトナムは急速に発展している国ですが、長い歴史は支配と戦争の傷痕が多く残ります。
その中でもベトナムの人達は笑顔で歴史の中を渡ってきました。
ハノイ、ホーチミン、ダナン、フエ、ホイアンなどを訪問しました。
それぞれの都市や街には特徴があり、書き始めると長くなってしまいます。
なので、記憶に残った土地のみ今回は紹介しよと思います。
世界遺産の町 ホイアンです。
ホイアンは200年前から300年前くらいの中国風民家の立ち並ぶ歴史景観地区です。
ここでがヘリテイジホテルーー200年前の民家を改装したホテルに泊まりました。
とても雰囲気のある宿でした。
京都の町やのように、間口に対する奥行きが長いので、建物中央に中庭がとってあります。中庭は採光、通気に使われています。現代で言えばコートハウスです。
時代は変わっても建築の発想は共通だと実感しました。
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7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...