旅と建築@エムズワークス 松永 基
僕は昔から旅が好きです。若いころはバックパック背負って、ヨーロッパをスケッチしながら放浪していました。
目的は建築を見ることです。
建築を見ることと建築を造ることにはとても繋がりがあると思っています。
建築を見ると、いろいろなアイデアが沸いてきます。
僕は年に2、3会、海外に行きます。
夏のこの時期には長い休みをとって建築を見に行くことが多いです。
今年は6月の12日から21日まで、ベトナムを旅してきました。
ベトナムは急速に発展している国ですが、長い歴史は支配と戦争の傷痕が多く残ります。
その中でもベトナムの人達は笑顔で歴史の中を渡ってきました。
ハノイ、ホーチミン、ダナン、フエ、ホイアンなどを訪問しました。
それぞれの都市や街には特徴があり、書き始めると長くなってしまいます。
なので、記憶に残った土地のみ今回は紹介しよと思います。
世界遺産の町 ホイアンです。
ホイアンは200年前から300年前くらいの中国風民家の立ち並ぶ歴史景観地区です。
ここでがヘリテイジホテルーー200年前の民家を改装したホテルに泊まりました。
とても雰囲気のある宿でした。
京都の町やのように、間口に対する奥行きが長いので、建物中央に中庭がとってあります。中庭は採光、通気に使われています。現代で言えばコートハウスです。
時代は変わっても建築の発想は共通だと実感しました。
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「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...