建物の代金ってどうやって決まるのでしょうか@北島俊嗣

建物が造られるときの代金(建設費用)はどのように定められるかを大まかに言いますと、それは、

建設費用=材料費+造るために必要な仮設資材費+人件費 です。

ではどのようにすれば、この費用抑えることが可能でしょうか?

材料費は、建物の規模に比例しますから、特別なことをしない限り、大きく差は出ません。
仮設資材費も、材料費とほぼ同様と思っていただいて構いません。逆にこの費用が高額なのは「工事の効率が低い」と見なされます。
差が出るのは人件費です。もちろん建物が造られる場合には、設計と工事と二分されて作業が行われます。設計も工事も とにもかくにも、この人件費を抑えることが、建設費用を真っ当に抑えることにつながるのです。では人件費を抑えることはどういうことでしょうか。それは、この建設に係る、登場人物を出来る限り少なくすることです。建物を実際造るのは現場の職人さん達です。こちらも大きさに比例しますから、その差も出ません。つまりは、設計に係る人数と、工事手配をする工務店さんの係る人数によるのです。すると、最小限の設計者(建築家)と、建物の大きさに相応しい規模の工務店さんのチームが、実は一番、建設費用を抑えられるというのが判っていただけると思います。

沢山人数のいる設計会社や建設会社、もしくは一流企業の人件費(給料)や宣伝広告費、モデルルームの費用などは、建て主様の費用から出されているのです。関係する人数が多ければ多いほど、人件費は高額にならざるを得ません。一度比較してはどうでしょうか?

 

北島俊嗣
北島建築設計事務所

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