建物の代金ってどうやって決まるのでしょうか@北島俊嗣

建物が造られるときの代金(建設費用)はどのように定められるかを大まかに言いますと、それは、

建設費用=材料費+造るために必要な仮設資材費+人件費 です。

ではどのようにすれば、この費用抑えることが可能でしょうか?

材料費は、建物の規模に比例しますから、特別なことをしない限り、大きく差は出ません。
仮設資材費も、材料費とほぼ同様と思っていただいて構いません。逆にこの費用が高額なのは「工事の効率が低い」と見なされます。
差が出るのは人件費です。もちろん建物が造られる場合には、設計と工事と二分されて作業が行われます。設計も工事も とにもかくにも、この人件費を抑えることが、建設費用を真っ当に抑えることにつながるのです。では人件費を抑えることはどういうことでしょうか。それは、この建設に係る、登場人物を出来る限り少なくすることです。建物を実際造るのは現場の職人さん達です。こちらも大きさに比例しますから、その差も出ません。つまりは、設計に係る人数と、工事手配をする工務店さんの係る人数によるのです。すると、最小限の設計者(建築家)と、建物の大きさに相応しい規模の工務店さんのチームが、実は一番、建設費用を抑えられるというのが判っていただけると思います。

沢山人数のいる設計会社や建設会社、もしくは一流企業の人件費(給料)や宣伝広告費、モデルルームの費用などは、建て主様の費用から出されているのです。関係する人数が多ければ多いほど、人件費は高額にならざるを得ません。一度比較してはどうでしょうか?

著者情報

北島 俊嗣北島 俊嗣

北島 俊嗣 きたじま としつぐ

株式会社北島建築設計事務所

お客様の貴重な財産である土地や建物を第一に守り、 より美しくデザイン性の高い豊かな建築環境を実現しています。

− 最新イベント情報 −

オープンハウス(完成見学会)暮らしを楽しむ広々コートハウス 4/12(日) @石井正博+近藤民子

この度、設計事務所アーキプレイスで設計監理しました『暮らしを楽しむ広々コートハウス』(木造2階建・SE構法・神奈川県相模原市)が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 周辺の建て替えが進む住宅地に建つ、中庭を囲むコの字型の住まい。外部からの視線を遮りながら、光と空を取り込む開放的な空間としました。吹抜けのあるリビングを中心に、ダイニングキッチンや書斎、ゲストルームへとつながり、多様な過ごし方に応える住まいです。 日時  ...