建物の耐震強度 その1 耐震強度への意識 @北島俊嗣

1995年平成7年)1月17日 阪神淡路大震災

2011年平成23年)3月11日 東日本大震災

 

上記は平成の世になって起こった未曾有の大震災です。その他も含む災害で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々の一日も早い復興を望んで止みません。

 

当然のことながら、起こった災害を通してその際も、引き続きも、建築設計を行っている我々建築家にとってそれまで行って来たことに問題はなかったか、これからは如何にすれば良いか、常に見直しと反省をさせていただいても、これらの災害は我々にとって非常に大きなことであったことは云うまでもありません。平成の世になって、物質的な充足感を得られるようになった我々日本国民は、数多の災害に遭うことにより、より一層安心安全を求めるようになったように思えます。

 

ただし、ここで事実として明らかにさせていただきたいのは、新たに正確に新築された建物(詳細は後述)は、上記大震災において地震の揺れによって被害にあった物件の報告は皆無なのです。しかしながら巷では、皆さんの生活の安全が損なわれる心配を増幅させ、併せて過剰な消費を煽る報道や宣伝が横行しています。そこで今週の「ばとろぐ」は、「耐震」というキーワードに沿って、「真っ当な住まい」を手に入れていただく知識を、今週5回に渡ってお知らせしたいと思います。

北島俊嗣
北島建築設計事務所

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