NARIHIRA RECEPTION_140407 @石川 利治
鉄骨架構が組み上がるのを追いかける様に、床、壁の施工に入りました。
一般的に鉄骨造の外壁として使われる材料はALC板です。これは、コンクリートの中に空気の小さな粒を混入させてパネルにした物です。特徴としてはコンクリートより軽量なため、外壁の重量を抑える事が出来るので、それを支持する架構の鉄骨量を軽減できる効果があります。但し、コンクリートに比べると撥水能力が落ちる為,何らかの表面仕上を行い、雨水の浸入を防ぐ必要があります。
今回の計画の特徴としては、このALC板を床材としても使用している所です。多くの場合、床はデッキプレートを敷き、その上に鉄筋コンクリートの床を打つという工法になります。ALCの床は最終的には、架構の鉄骨量を抑える事(約5%)ができました。数字としては微々たるものですが、鉄骨だけでも数千万となると・・・・結構なインパクトとなり、最終的な建築コストに対しては結構な減額効果を生みます。
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7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...