よりどころのある家-その3「窓と居場所」@七島幸之+佐野友美

家はそもそもシェルターですので、
雨風がしのげればそれで良いという考え方もあります。

しかし、人間は外の環境から完全に閉ざされた空間で生きられる訳ではありません。
なぜなら、人間は外の世界の中に自分を位置づけたいという
心理的欲求を持つ生き物でもあるからです。

その意味で、建築にとって「窓」は室内空間の環境調整装置であるとともに、
外の世界に室内を接続する重要な要素。

周囲の環境との関係を踏まえて、閉じた箱に慎重に開口が穿たれるとき、
はじめてそこに、眺めによって世界と結びつけられた、
その土地・場所に根付いた、かけがえのない「居場所」が出現します。

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七島幸之 + 佐野友美 ななしまゆきのぶ さのともみ

アトリエハコ建築設計事務所

詩的にシンプルな、それでいてユーモラスな建築をつくりたいと考えています。 要素を削ぎ落とすのではなく、生活の為の設えがさりげない在り方で生活を彩る、シンプルな家。 姿カタチや空間の佇まいに住まい手の個性が垣間見えるような、唯一無二の「生活の容器」を自由で柔軟な発想で追求します。

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