注文住宅の玄関や表札インターホンポストを鉄製スチールドアで特注する

スチールの製作もの。最終日の今日はスチールドアです。

スチールドア。
木造ではなくRCやS造の大きな公共施設の建具としてはポピュラーなものです。
木造の住宅では防火の件もありアルミサッシが主流になっていますが、
条件によっては十分使えます。

我々はいい玄関扉がないなぁという時に選択肢の一つにしています。
木製の扉もいいですが、防火戸にしなければならないときには使えません。
シンプルで全体の雰囲気を壊さない扉という意味では、
非常にシンプルに作ることが出来ます。

r0010343
写真1 玄関ポーチと玄関扉

この写真の家では、玄関扉の左側のFIX部分・扉の上側も
スチールドアとして作っています。
一面大きな扉のような状態です。
扉左側のFIX部分には、上から「表札」「インターホン」「ポスト口」を
組み込みました。

表札はステンレスの切文字に足をたてて浮かして取付けて、
ポーチ灯の光で上から光を当てています。
少し影が落ちるので立体感がでます。
スチールではないですが表札も製作ものです。
見積に枠予算(表札¥〇〇-見積に入れておくこと等と図面記載)でいれておいて、
引渡しに間に合うようにサイン屋さんに発注・製作・取付しています。
外壁につけたりも出来ます。

r0010085
写真2 表札とインターホン

インターホンは既成品のインターホン子機の必要部分に穴を開けて
壁の厚みを使って内部に取付けています。
もちろん玄関内からメンテナンスできるようになっています。

ポスト口も家の中から郵便物が取れるようになっています。
少しおおきな回覧板や封筒なども受けられるように
ポストの開口の大きさも自由に作ることが出来ます。

この住宅で、この扉の一面の使い勝手やデザインを展開図で確認しながら
建主さんといろいろと話をした記憶が蘇ってきました。

玄関はその家の顔になる場所です。
使いやすく雰囲気よいの玄関扉をスチールドアでつくってみませんか?

※※※※※※※※※※

5回にわたって、製作物-スチール- というテーマで書いてきましたが
今日が最終回です。
ここに書ききれないこともたくさんありましたが、
意外と色々できるんだ!ということが、
少しでも伝わればいいなぁと思っています。

ありがとうございました。

菰田真志+菰田晶
有)菰田建築設計事務所

「造作」関連解説記事

菰田真志+菰田晶  ばとろぐ記事

− 最新イベント情報 −

オープンハウス(完成見学会)6/28 明大前の賃貸併用二世帯住宅 @石井正博+近藤民子

この度、設計事務所アーキプレイス(石井正博+近藤民子)で設計監理しました『明大前の賃貸併用二世帯住宅』が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 敷地の高低差を利用して、道路に面した半地下の賃貸住戸を作り、その上に2層の木造をのせ、地下1階地上2階建ての準耐火構造の共同住宅+長屋として計画。建ぺい率や高さ制限をクリアさせ、緩和(天空率,地下緩和)も使って最大限の容積を確保しました。オーナー住戸は、外部空間との繋がりをもたせながら、南東側の広がり...