車カーのためのガレージハウス設計図と注文住宅の間取りと車庫
私にとって、クルマはライフスタイルに欠かせないアイテムといっても過言ではないでしょう。趣味としては他にも色々ありますが、クルマは趣味を超える存在です。
私のクルマに対する想いから、自宅はガレージを併設した住まいとして建てたのがきっかけで、今まで多くのガレージをもつ住まいのお手伝いをしてきました。
住まいとガレージが一体となった住まいを「ガレージハウス」といいますが、この言葉はガレージ(garage)と住まい(house)を一体とした和製造語で日本では欧米のようにガレージを独立させるような敷地に余裕がないために生まれた、日本独自のカテゴリーなのでしょう。
ガレージを望まれるクライアントには、様々なクルマとの付き合い方や夢があり、「コレクションのためのガレージ」、「自らメンテナンスをして旧車を大事にするガレージ」、走らせることが目的のクルマを「めでることができるガレージ」、「レースのためのクルマのガレージ」などなど、その都度ガレージの作り方は変わります。
空間もまるでリビングにクルマを持ち込んだようであったり、隠れ趣味部屋のような作りも考えられ、まさにガレージは格納スペースではなく、書斎やアトリエ、こども部屋と同列の扱いで住まいに組み込まれることになります。
ただ、さまざまな個性をもたせたガレージも、共通することはどれも前面道路に面し、住まいの顔となるエントランスより大きな存在として街並みに主張しています。またエントランスに付随する空間として、さらには趣味空間としての存在を持つがゆえに、決してないがしろにできないスペースでもあります。
クルマ好きなみなさん。クルマへの想いを共有できる建築家と、オンリーワンのガレージを作ってみませんか。
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...