玄関に広い土間を設けて便利に利用する家の使い方
玄関を広い土間にすると様々な使い途があるようです。
- 室内に入るまでもないけど立ち話ができる玄関
- 外で使った道具を収納しないで置き放しにできる玄関
- 自転車を室内に入れておける玄関
何も無いけど家族にとってとても便利な場所になっています。
展示相談会では、そのような住まいの設計実例の写真と模型をご用意して、設計者本人が広い土間の玄関が出来た経緯と効果をご説明致します。
コミュニケーションを生む玄関土間がある「丘の上の平屋」(南部健太郎)
久里浜の富士山を望む丘の上に、設計者の友人のお母様の家です。お 母様には高齢の友人も増えてきたことから、ご近所の友人にも気軽によっていただきたいので、段差をなくした広い土間の玄関を設けました。 玄関に仕切り壁はありません。
外側には軒下に小さな腰掛もあります。 玄関を開放的にしたことで、 自然とご近所の友人とのコミュニケーションも増えたようです。
土間状玄関の家「K-HOUSE」(石川利治)
旧東海道の街道沿いに位置する商家が軒を連ねた街割りの名残を感じさせる奥 行の深い敷地に計画する住宅です。土間状の玄関は上部吹抜けの高窓からの陽 光がふり注ぐ明るい光庭として2階リビングに広がりをあたえます。
庭に通り抜けのできる土間玄関「2つの箱の家」(滝川淳+標由理)
墨モルタルで仕上げた広い土間空間のある玄関スペース。一方が玄関扉になっていて、一方は庭へとつながっています。下足のまま玄関を通り抜けて庭にも出られ、庭から玄関ホールに面したリビングへと入る事も出来ます。
広い玄関土間は季節の飾りスペースや、雨の日のちょっとした日曜大工の空間にも使える多機能なオープンスペースです。
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2025年9月20日(土)「自然素材の平屋の木の家」完成現場見学会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
中野区の「自然素材の平屋の木の家」は平屋の約33坪の住まいです。建築主さまのご厚意により2025年9/20(土)完成現場見学会を開催させていただくことになりました。リビングダイニングとつながる大きなデッキテラスで内と外の暮らしを楽しむことができる平屋の木の家です。 無垢の木や左官の薩摩中霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉などの自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを検討中の方のご参加をお待ちしています。時間指定で3組限定の見学...