8月9日午後:「上尾の家」断熱改修工事 完成
「上尾の家」に二重窓を設置、合わせてブラインド類も更新しました。
数年前にも自転車置き場を設置、今回は補助金を利用して、既存のアルミサッシ+ペアガラスの室内側に樹脂サッシ+Low-Eペアガラスで構成された内窓を設置、二重窓とすることで断熱性を向上させる改修を行いました。
2018年に行った自転車置場の増築工事ほかに引き続きの改修工事のご依頼です。

お盆休み時期に張り、施主と施工者、設計監理者のタイミングが合わずに施工者から送ってもらった工事写真にて、リモートで工事の完了を確認しましました。
関東の最高気温を更新するような暑さの中での完成です。吹き抜け部分位はローリングタワーの足場を設置しての工事です。
室内とはいえ、その違いを体感できて、早速、高い断熱性の恩恵に預かることとでしょう。



AI(Chat GPT) にLow-Eガラスについて概要をまとめてもらいました。
どうぞ、参考にされてください。
Low-Eガラスとは、
表面に**特殊な金属膜(Low Emissivity=低放射率膜)**をコーティングしたガラスのことです。
この金属膜が赤外線(熱)を反射しつつ、可視光は通す性質を持っているため、
断熱性能や遮熱性能が通常のガラスより大幅に高くなります。
主な特徴
断熱性の向上
冬は室内の暖房熱を外へ逃がしにくく、結露も軽減します。
遮熱性の向上
夏は外から入ってくる太陽熱をカットし、冷房負荷を減らします。
透明感のある見た目
金属膜は非常に薄いので、普通のガラスとほぼ同じ見た目です。
タイプの違い
Low-Eガラスは膜を付ける位置と目的によって大きく2種類あります。
タイプ 膜の位置 効果 用途の目安
遮熱型 外側(太陽光側) 夏の遮熱重視 暑い地域や南・西面の窓
断熱型 室内側 冬の断熱重視 寒冷地や北面の窓
よくある使い方
ペアガラス(複層ガラス)の内側にLow-E膜を配置して性能を強化
標準仕様として新築住宅や高性能リフォームに採用されることが多い
建築設計の観点からいうと、Low-Eガラスは方位ごとに「遮熱型」と「断熱型」を使い分けると効率的で、住宅の省エネ等級やZEHの性能評価にも直結します。
▼「上尾の家」2008年8月竣工
https://nakamura-takayoshi.com/works/architecture/716.html
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