注文住宅に本棚のある読書仕事する書斎をリビング隣りに設けた
03.リビングを感じる書斎 /矢野口の家
リビングの隣にある、一間(1.8m)幅の細長い書斎です。

書斎がほしいという声はよくあがりますが、ひとりで閉じこもってしまうのは寂しいといった声も意外に多いものです。自由に過ごす時間も必要だけれど、お互いの空気を感じていたいと思うのも家族なのでしょう。
書斎はご自宅で仕事をすることも多いご主人の希望でした。
書斎とリビングを仕切る壁には収納量抜群の本棚をつくり、リビングと距離をとっていますが、実は扉はありません。畳敷きの床の先には堀ごたつならぬ堀座卓があり、窓の外を眺めながら仕事をしたり、考え事をしたり。
書斎とはいえ仕事の資料だけではなく、家族の本なども多く置かれています。

左側の白い壁の裏側が本棚になっています。書斎はリビングから直接見えません。
床の間のような雰囲気もありますが、左奥へ入ってゆくと書斎になります。
シーンと静かな場所よりも、ざわざわと生活音のあるほうが集中できるなんてこともありますよね。
04.細長い書斎/雪ヶ谷の家
コクピットのような一間(1.8m)幅3.8畳の書斎です。

多趣味な建主さんは、カメラやらPCやら電気機械製品やら大切に保管したいものがずらりとあり、ちいさな空間に整然と並べられています。机を囲んで前、横、後ろと棚に囲まれた空間は機能的なコクピットのようで使い勝手よく、そのどこにでも手の届くような程よい狭さも落ち着く空間の一因となっています。
この家はリフォームだったのですが、既存のプランがちょっと変わっていてどうしても元々の廊下部分がうまく使えない・・・。だったら廊下の形をそのまま書斎にしようというアイデアで書斎になりました。
書斎などのちいさな部屋は、変形した部分にもはめ込みやすいので一石二鳥です。
菰田建築設計事務所 http://www.archi-komo.co.jp/
矢野口の家 http://www.archi-komo.co.jp/works_yanokutinoie.html
雪ケ谷の家 http://www.archi-komo.co.jp/works_yukigayanoie.html
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