よりどころのある家-その2「我が家のカタチ」@七島幸之+佐野友美
家の外観は、通常どういう要因で決まっているでしょうか?
敷地がとても広く何の制約も無い場合はさておき、
実際は、敷地の周囲は様々なもので囲まれているケースがほとんど。
都心部や住宅地などで家を建てようとすると、
建蔽率や道路斜線・北側斜線など様々な敷地条件のなか、
許容される建物ボリュームをなぞるように
建物の形態が決定されていることが多いと言えるでしょう。
また、建物に安易にバルコニーを足し算する傾向がある気がしますが、
洗濯物干し場にしか使えず、その他の時には全く使われないバルコニーはもったいない。
方位や周辺の状況をしっかり分析して、建物の平面構成・使い勝手と調整を行い、
日常的な寛ぎの空間として利用できるようにしたいところです。
その上で、お施主さんが「我が家のカタチ」と思えるような
印象的な外観デザインとすることができたら、
より長く愛着の沸く我が家となるのではないでしょうか。
ビューポイントによって異なるカタチに見える形態
一目で我が家とわかるファサード
− 最新イベント情報 −
7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...