白い家 @たなべけいいち
今年、「白」にこだわった住まいをお手伝いしました。

テラスライフ、アウトドアライフを大切にされるクライアントで、シンプルライフを求めることから「白」に想いを持たれたクライアントでおられたので、建築プランでは建物のボリュームを工夫し、太陽の動きで色々な陰影がつくように設計しました。
白い住まいを望まれるクライアンは多くいらっしゃいます。
やはりシンプルなイメージを持ちやすいからでしょう。
ただ、一般に白い外壁であっても、少し色味がついたホワイトが多く、アルミサッシュの「ホワイト」もメーカーはホワイトと分類していますが、実際に使う予定の「白」と比較すると、まるでクリーム色です。

もし、この外壁にこのホワイトサッシュを採用すると、黄色味の強い枠が目立つことになり、がっかりした結果となったでしょう。
白い家を求めるなら、当初から主となるホワイトをきちんと見据えて、素材の色味をまとめていく必要が必要になります。
次に気になるのは、やはり白い外壁を如何に保てるかです。
安易に考えていると、汚れや水垂れなどが目立つようになり、初めのキリッとした白がぼやけてきます。
そのためには素材も吟味し、少し高価でも汚れがつきにくい素材を選ばれることをおすすめします。
このお手伝いした住まいでは、光触媒塗装で特に白が際立つ材料を採用しました。
白い家 @たなべけいいち住まいには色々な素材が使われますので、特にシンプルな空間を求める場合は総合的なデザインバランスなどが非常に大切になりますから、設計家に委ねることをお勧めします。きっと想いを満足できる結果を得られるでしょう。
>>田邉 恵一/株式会社田辺計画工房 建築家31会のページ
>>株式会社田辺計画工房のHP
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...