耐震補強と断熱改修の建替えできない木造住宅スケルトンリフォーム

今週のバトログ担当のギルド・デザイン一級建築士事務所の磯村です。

「建替できない家」は、東京にも本当にたくさんあるものですが、住んでいる以上、安全に快適な生活の器であってほしいものです。

今回お話しするスケルトンリフォームの住宅は、現在工事が始まったところで、そんな段階でのご紹介です。

このお住まいは、子育て中のご夫婦がご両親から引き継いで生活されているものの、寒さ暑さ、ジメジメ、耐震性、生活しやすさなど、気になるところが満載のため、建替を考えたもののそれが叶わず、手放すには、都心の利便性の高さを考えるともったいないので、スケルトンリフォームをすることになしました。

今回のスケルトンリフォームでは、数年前に直したばかりという屋根は既存を利用し、外壁はほとんど撤去して、構造体を裸にします。

一旦、柱や梁だけの骨組みだけに姿になりますから、構造の状態がしっかりと確認でき、耐震性を高める構造補強が可能です。

古いままの外壁も撤去してしまうのですから、外壁を作るところで、断熱気密性を高める工事が行なえます。

建物が、がらんどうとなれば、設備機器はもちろん撤去し配管、配線も新しいものと取り替えていきます。

室内の壁も無くなるので、間取りを使いやすく変えていくことが可能です。

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ただ、こういう工事は、新築よりも費用のかかることが多くあります。建物を壊すといっても、骨組みや屋根は残していますから、壊すのも機械でグシャッというわけには行かず、ていねいに気を使いながら壊すので、時間は随分とかかります。

古い建物ですから、傾いていたりするものです。そこを矯正しながらの内装工事だっらりしますから、ただ板を張るというわけには行かず、そこでも手間がかかります。

構造や屋根の費用は少なくて済むとしても、別にかかる費用も見込んでおかないといけないということですね。

そんな費用のこともご説明し、耐震性、耐久性、断熱気密性を高め、子育て家族のための生活しやすい間取りの家の工事が始まりました。

磯村一司+政本邦彦
ギルド・デザイン一級建築士事務所

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