注文住宅の中に書斎客間収納の小空間を確保する
今週リレーブログを書かせていただきます菰田建築設計事務所の菰田真志+菰田晶です。
家を建てるときにはいろいろな希望があって、それを形にまとめてゆくのが建築家の最初の段階の仕事です。
間取り、プランというとわかりやすいですが、これは法的な検討や、ラフではありますが全体の設計をしてゆく重要な段階です。
この段階で存在しない情報はあとで入れ込むのが難しかったり、うまくゆかなかったりします。
必ず必要な部屋や機能は問題ないのですが、趣味の部屋や書斎など残念ながら優先順位を下げられがちなものは、あとからはなかなか入れづらいものです。
ですから、はじめからご希望を聞いておいて入れられるものは入れるようにしたいものです。
今回のリレーブログではそんなメインではないけれど、あるといい「ちいさな居場所」のことを実例を上げて書いてゆきたいと思います。
1 3畳の小上がり /カドノイエ
2 ごろりスペース /松庵の家
3 リビングを感じる書斎 /矢野口の家
4 細長い書斎 /雪ヶ谷の家
5 家の中の離れのような畳スペース兼客間 /太田窪の家
6 こもり部屋 /三軒茶屋の家
どうぞご覧下さい
− 最新イベント情報 −
オープンハウス(完成見学会)回遊動線のあるつくばの家 3/20(祝) @石井正博+近藤民子
この度、設計事務所アーキプレイスで設計監理しました『回遊動線のあるつくばの家』(木造2階建)が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 つくば市の新旧入り交じる住宅街に建つ、3人家族のための住宅です。 リモートワークが広まり家で過ごす時間が長くなる中、ご夫婦それぞれの仕事場でもある住まいには、より快適に暮らしていけるよう、ゴロンとできる和室、本棚のあるヌック、子供と遊べる南の庭などの場所をちりばめています。 オープンハウス(完成見学会)...