空間の印象をかたちづくる内装インテリアの細部ディテール
建築の内部やお店などに入った時
なんだか落ち着くな
懐かしい感じだな
明るくて開放的だな
オシャレ〜・・・
といった感じに,人はなにか直感的な印象を持ちますよね
なぜそう思うのかの理由は後付です
それは恋愛と同じで,これこれこういう理由があって好きになりました!
って事ではなく
好きになっちゃった!という気持ちが先にあって
なぜ好きになったんだろう?と気持ちを分析してはじめてその理由が羅列できるのと同じ感じです
私は以前から,空間の印象をかたちづけるのに実は空間の細部が大事だと考えています。いわゆるディテールというものです。
このディテールの話を始めると本一冊になってしまうので詳細はまたの機会にしますが,大きく言うと2つの方法があると考えています。
- 目立つ・目を引くディテール
- 目立たず,さらりと気づかないくらい
そして一般的には②の方が技術・精緻さが要求されるのではないかと
事例(1)
廊下から和室に繋がる部分の壁・天井・建具の上桟 の素材が入れ替わって行くのですが,材料の面は揃っていて2㍉ほどの目地を介して変化してゆきます
− 最新イベント情報 −
7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...