住宅の窓周り カーテン・ブラインド選びと設計時のポイント3 @石井正博+近藤民子

今回の“リレーブログ”では、「住宅の窓周り カーテン・ブラインド選びと設計時のポイント」と題して、窓装飾(ウィンドウトリートメント)のカーテン、ローマンシェード、ロールスクリーン、ブラインド、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーンについて、それぞれの特徴と設計中に押さえておきたいポイントを書いてきましたが、今日が最終回(3回目)になります。

 

5.プリーツスクリーン
布や紙を蛇腹状に折ったプリーツスクリーンには和の雰囲気があるため、畳のとの相性もよく、和室などによく使われます。レース地や遮光タイプのほか、上下で生地や色を変えることができるツインスタイルなど多種多様な機種が生まれていて、今後の可能性を期待させます。機構が複雑なものは価格は高めです。

<設計時に押さえておきたいポイント>
プリーツスクリーンはたたみ代が大きいので、全開した時に全て隠そうとするとBOXの深さ(高さ)が大きくなります。必要寸法をカタログ調べ、実際に取り付けできるかメーカーに確認しておきます。

 

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6.ハニカムスクリーン
ハニカムスクリーンは断面が六角形のハニカム(蜂の巣)が連続する構造で、上に畳んで仕舞います。立体生地の中高層があることで断熱効果がとても高く、壁よりも断熱性が低い窓からの熱損失を少なくできるので、光熱費を抑えることも期待できます。

<設計時に押さえておきたいポイント>
ハニカムスクリーンでも、上に畳んだときに収まる大きさでBOXをつけておくと、全開したときには見えなくなり、内外の一体感が高まります。窓枠内に取り付けるので、ロールスクリーンやブラインドと同じく、窓の開閉用に大きなハンドルを選ぶと、ハニカムスクリーンと干渉してしまうため、設計時にサッシを含めた納まりをよく検討しておきます。

 

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最後に、注文住宅ではカーテン・ブラインドは別途工事となり、建て主の方が別のカーテン業者さんに直接依頼されて、その業者さんが施工されることも多くみられます。しかし、快適で心地よい住まいをつくるには、設計時点で生活をイメージしながらカーテン・ブラインド等の選定を行い、BOXなどの納まりや取り付け方法を含めて総合的に考えておくことが大切です。

建築家との家づくりでは、カーテン・ブラインド等の窓装飾について相談に乗ってくれる設計者がほとんどです。生活に合った機種を選定し、好みのインテリアをキレイに実現させるために、ぜひ、相談してみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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著者情報

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石井 正博 + 近藤 民子 いしいまさひろ こんどうたみこ

設計事務所アーキプレイス

「敷地とライフスタイルを活かした家づくり」をテーマに、暮らしやすさ(温熱環境・家事動線・収納計画など)、デザイン、コストのバランスのとれた質の高い家づくりを建て主の方と一緒にめざします。

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