リフォーム工事・補強@栗原守+小泉拓也

今週のリレーブログを担当します「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。

「呼吸する住まい」をご提案、お手伝いをしています。今週のリレーブログでは

リフォーム工事について書いてみたいと思います。よろしくお願いします。

 

「湿気でカビの臭いがする」

「暖房を消すとすぐ冷えてしまう」

築年数が経っている住宅は、床下の基礎立ち上がり部以外は土のままで湿気がこもっている場合があります。地震の揺れに抵抗する筋かいがあっても当時は補強金物がないのでしっかり働いているのか心配になります。外壁に断熱材が入っていない又は結露により機能せず構造材を腐食していることもあります。建築主さんから生活していて気になったことを聞き対処する優先順位を相談して補強のご提案をいたします。

建物を支えている基礎に鉄筋がなく床下も土のままだったので、基礎立ち上がり部に鉄筋を入れた基礎を抱き合わせ補強する方法をしました。土の部分には防湿フィルムを敷きコンクリートを打設して地面からの湿気が室内に上がってこないようにしました。

既存筋かいを取り替えて土台と柱と梁を補強金物で緊結しました。間取りの変更により柱をとるところもあるので2階床又は屋根を支えるために新しく大きな梁をいれます。

 

 

光設計/栗原守+小泉拓也

著者情報

栗原 守 + 小泉 拓也栗原 守 + 小泉 拓也

栗原 守 + 小泉 拓也 くりはらまもる こいずみたくや

一級建築士事務所 光設計

「呼吸する住まい」をテーマに自然素材と自然エネルギーを有効に利用するエコロジーな住まいを建築主さんと2人3脚で設計しています。

− 最新イベント情報 −

2025年9月20日(土)「自然素材の平屋の木の家」完成現場見学会のお知らせ  @小泉拓也+栗原守

中野区の「自然素材の平屋の木の家」は平屋の約33坪の住まいです。建築主さまのご厚意により2025年9/20(土)完成現場見学会を開催させていただくことになりました。リビングダイニングとつながる大きなデッキテラスで内と外の暮らしを楽しむことができる平屋の木の家です。 無垢の木や左官の薩摩中霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉などの自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを検討中の方のご参加をお待ちしています。時間指定で3組限定の見学...