グリーンのある暮らし @岸井智子
インテリアにグリーンのある暮らしは、普段の生活の中に、爽やかさであったり、ほっと和んだりする気持ちをもたらしてくれて良いものです。
リフォームを行った自邸のインテリアでは、工事の際に既存の天井を撤去し梁を露出させたため、上部に大きな空間とからまりしろがあり、ハンギングタイプの植物を設置することが容易で、ビカクシダやヒメモンステラなど大型のグリーンをキッチン、ダイニング上部に設置しています。
玄関から吹き抜け越しに見上げた時のインパクトもあります。
屋根勾配に沿った天井の仕上げも木材として素材を統一したことで、グリーンの葉のシルエットが際立ちます。
キッチンでもグリーンを身近に感じたいということで、料理に使うハーブなどを窓際で育てています。
グリーンのメンテナンスは屋外で行うため、室内の設置場所と、バルコニーや庭との行き来のしやすさも重要ですね。
グリーンの中には季節によって温度管理の方法が異なるものも多く、カレーリーフやコブミカンは夏場はテラスで育て、冬場は室内に取り入れます。
暑い地方の植物は夏場にテラスで一気に大きくなります。
普段は外で育てているゼラニウムも同様で、冬場は室内に取り入れます。
冬場はいろいろな植物で室内が一気ににぎやかになります。
リフォーム後住み始めてから3年になりますが、家の中でも個々の植物と場所の相性があるなど、だんだんとこの家でのグリーンとの暮らし方が分かってきたところです。
実は庭の方まで手が回っていないのが現状なのですが…今後少しずつ手入れをしていければと思っています。
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「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...