気になる素材 下地面材 @滝川淳
壁を仕上げるモルタル、クロス、塗装、タイル。どんな仕上げ材にも下地となる板材が不可欠です。
私はこれまで正直、あまり下地材には注意を払って使ってきたわけではありませんでした。
表面に出てくる材料ではないので、なるべくコストを抑えたうえで
下地としての性能があればあれば良いくらいの選定基準でした。
31会で活動するうちに、それだけではない、付加機能を持った下地面材に出会いました。
ポイントは調湿性能。
湿度をコントロールしたり、躯体内の湿度を排出したりする機能がある面材を選ぶ。
そうすることで、室内の空気環境が良くなったり、
建物の耐久性をさらに向上させることができるのです。
写真の左からバウビオ、モイス、ダイライト。
機能材料についても、適材適所だけではない、
幅広い選択肢のなかから家づくりができるように備えています。
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「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...