建築・建材展に行ってきました2@髙野洋平

おはようございます。寒い日が続きますね。

今日はビックサイトの続編です。

GOOD DESIGN区画で、31会協賛の神谷コーポレーションさんが受賞されていました。フルハイトドアと聞いて詳しい方はご存知かもしれませんが、天井まである扉のことです。扉を天井まで上げると垂れ壁が無くなるので意匠性が良いのはそうなのですが、建築家のプランの中には基本空けた状態で生活する扉があったりするので、開けているときは垂れ壁を消したくフルハイトで指定したりします。神谷さんの扉は意匠性がとても良くて、天井高さ2600mmまで対応できます。すっきりした空間にしたい方は是非検討してみて下さい。

最大の特徴は「枠」が無い事です。「枠」は通常25mm位で扉の周りにグルッと3方まわっているあれで、デザイン的にすっきりまとめようとした時に邪魔になるのですが、天井や壁にフラットに埋め込むのに苦労します。設計が難しい箇所は施工がさらに苦労するので、見積もりに反映されて建築家は高いとなるのですが、そんな「枠」が神谷さんの扉を使うと最初からありません。絶妙の意匠性、施工性での受賞と思います。改めましてgood design受賞おめでとう御座います。

今日はとてもマニアックな方向にいってしまいましたが、是非神谷さんのフルハイトドアを見て頂きたいのでこの辺で。Web→http://www.kamiya-yokohama.co.jp/ Facebook→https://www.facebook.com/kamiyaCo/

スクリーンショット 2016-03-10 10.16.07

 

 

・二世帯住宅集まって住む家の設計事例
・都市東京に賢く家を建てて住む
・失敗しない住宅リフォームリノベーション

 

 

著者情報

髙野 洋平髙野 洋平

髙野 洋平 こうの ようへい

髙野洋平建築設計事務所 一級建築士事務所

敷地の良い所を見つけて環境の良い住まいを創りましょう。

− 最新イベント情報 −

「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守

  調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...