空間の印象をかたちづくる内装インテリアの細部ディテール
建築の内部やお店などに入った時
なんだか落ち着くな
懐かしい感じだな
明るくて開放的だな
オシャレ〜・・・
といった感じに,人はなにか直感的な印象を持ちますよね
なぜそう思うのかの理由は後付です
それは恋愛と同じで,これこれこういう理由があって好きになりました!
って事ではなく
好きになっちゃった!という気持ちが先にあって
なぜ好きになったんだろう?と気持ちを分析してはじめてその理由が羅列できるのと同じ感じです
私は以前から,空間の印象をかたちづけるのに実は空間の細部が大事だと考えています。いわゆるディテールというものです。
このディテールの話を始めると本一冊になってしまうので詳細はまたの機会にしますが,大きく言うと2つの方法があると考えています。
- 目立つ・目を引くディテール
- 目立たず,さらりと気づかないくらい
そして一般的には②の方が技術・精緻さが要求されるのではないかと
事例(1)
廊下から和室に繋がる部分の壁・天井・建具の上桟 の素材が入れ替わって行くのですが,材料の面は揃っていて2㍉ほどの目地を介して変化してゆきます
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「江戸Styleの家」オープンハウスのお知らせ 2024 年11月30日(土) @小泉拓也+栗原守
「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...