空間の印象をかたちづくる内装インテリアの細部ディテール
建築の内部やお店などに入った時
なんだか落ち着くな
懐かしい感じだな
明るくて開放的だな
オシャレ〜・・・
といった感じに,人はなにか直感的な印象を持ちますよね
なぜそう思うのかの理由は後付です
それは恋愛と同じで,これこれこういう理由があって好きになりました!
って事ではなく
好きになっちゃった!という気持ちが先にあって
なぜ好きになったんだろう?と気持ちを分析してはじめてその理由が羅列できるのと同じ感じです
私は以前から,空間の印象をかたちづけるのに実は空間の細部が大事だと考えています。いわゆるディテールというものです。
このディテールの話を始めると本一冊になってしまうので詳細はまたの機会にしますが,大きく言うと2つの方法があると考えています。
- 目立つ・目を引くディテール
- 目立たず,さらりと気づかないくらい
そして一般的には②の方が技術・精緻さが要求されるのではないかと
事例(1)
廊下から和室に繋がる部分の壁・天井・建具の上桟 の素材が入れ替わって行くのですが,材料の面は揃っていて2㍉ほどの目地を介して変化してゆきます
− 最新イベント情報 −
オープンハウス(完成見学会)回遊動線のあるつくばの家 3/20(祝) @石井正博+近藤民子
この度、設計事務所アーキプレイスで設計監理しました『回遊動線のあるつくばの家』(木造2階建)が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 つくば市の新旧入り交じる住宅街に建つ、3人家族のための住宅です。 リモートワークが広まり家で過ごす時間が長くなる中、ご夫婦それぞれの仕事場でもある住まいには、より快適に暮らしていけるよう、ゴロンとできる和室、本棚のあるヌック、子供と遊べる南の庭などの場所をちりばめています。 オープンハウス(完成見学会)...