空間の印象をかたちづくる内装インテリアの細部ディテール
建築の内部やお店などに入った時
なんだか落ち着くな
懐かしい感じだな
明るくて開放的だな
オシャレ〜・・・
といった感じに,人はなにか直感的な印象を持ちますよね
なぜそう思うのかの理由は後付です
それは恋愛と同じで,これこれこういう理由があって好きになりました!
って事ではなく
好きになっちゃった!という気持ちが先にあって
なぜ好きになったんだろう?と気持ちを分析してはじめてその理由が羅列できるのと同じ感じです
私は以前から,空間の印象をかたちづけるのに実は空間の細部が大事だと考えています。いわゆるディテールというものです。
このディテールの話を始めると本一冊になってしまうので詳細はまたの機会にしますが,大きく言うと2つの方法があると考えています。
- 目立つ・目を引くディテール
- 目立たず,さらりと気づかないくらい
そして一般的には②の方が技術・精緻さが要求されるのではないかと
事例(1)

廊下から和室に繋がる部分の壁・天井・建具の上桟 の素材が入れ替わって行くのですが,材料の面は揃っていて2㍉ほどの目地を介して変化してゆきます
− 最新イベント情報 −
内覧会のお知らせ@七島幸之+佐野友美【久我山のSunny platform house】
この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った住宅が完成に近づき、 お施主様のご厚意により完成見学会を行わせて頂く運びとなりました。 【久我山のSunny platform house】 落ち着いた低層住宅地の私道突き当たりの敷地に建つ、ダンス教室併設の戸建住宅。 最大容積確保、2台分の駐車場、家族と教室生徒のアプローチ、内部の借景及び近隣家屋とのバッファーとしての庭空間… 限ら...


