家住宅のリビングやトイレの壁面を色彩カラーで塗装する @清水禎士+清水梨保子

住宅の室内の壁の仕上げの色を決める時、私たちは白を主体に考えます。生活には必ず色があり、建築(住宅)は一歩下がることでそこでの暮らしを主役にするためです。

ただ、施主からは室内が白だけではつまらないと言われることもあり、そんなときはさりげなく存在感がある程度に壁一面だけ色を入れたりします。事例として多いのはトイレの壁です。もちろんリビングや居室などの日常生活空間にも色を入れるときがありますが、出来るだけ落ち着いた感じの色を選択します。

我が家ではリビングの壁をグリーンにしています。

(http://www.tres-architects.com/works/renovation/ans/)

下地は木の板で、その木目を残しながら、ベンジャミンムーアというメーカーの塗料を使用しました。発色もよく空間になじむような色を選択しました。さらにこの壁面にニッチも作り、クリスマスなど季節毎の飾り付けで、私たちの生活に季節感を与えてくれます。壁に塗った色はおかげさまで季節感を邪魔していません。

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さらに我が家という事もアリ、洗面室は水色を選択しました。さすがにこれはチャレンジだったのですが、意外にも生活になじんでいます。寒い季節でも不快感はありません。たまに施主にこの色を提案したりするのですが、1件だけの採用に留まっています。

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清水 禎士+清水 梨保子清水 禎士+清水 梨保子

清水 禎士+清水 梨保子 しみずただし しみずなおこ

トレス建築事務所

集合住宅やオフィス、個人住宅など、どのような建築や空間にも「心地よいこと」が大切だと考えています。 私たちは陽の光、通り抜ける風、空間ののびやかさなど人々が心地よいと思うポイントを重視し、空間にいる人々がさりげないコミュニケーションが生まれる設計を目指しています。

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