2016年7月28日
コンクリート打設が一通り終わり、鉄骨下地の取付が始まりました。建物重量を軽減するため採用した屋根下地は、サッシの下地も兼用するため、各部の納まりを決定した上で製作を行いました。微調整はありましたがコンクリート躯体との取合…もっと読む
2016年7月28日
今回の建物は、特定工程と呼ばれる検査機関による現場立合い中間検査が必須でした。タイミングとしては、2階床のコンクリート打設前(鉄筋を組立た様子が判るタイミング)となります。これに先立ち、構造設計者、施工者と共に配筋検査を…もっと読む
2016年7月26日
躯体のコンクリートは、工事の進行と共に、上階に移ってゆきます。今回はコンクリート躯体がそのまま仕上となる、コンクリート打放しを外壁と共用部廊下の一部で採用しました。 コンクリートを打設して最終的に見えて来る躯体表面は、流…もっと読む
2016年7月25日
今週、担当致します石川利治です。以前のリレーブログでもご紹介させて頂きました、2013年12月に行った31人会の分科会「建築家サロンin自由が丘vol.2」でお知り合いになった企業様と進めておりましたVS自由が丘計画改め…もっと読む
2015年12月19日
設計時に行っていた地盤調査から、今回の敷地の支持層は地表から概ね10mの深さである事は確認しておりました。地下階を設ける事から、基礎梁の底が概ね地表から3m程度であるため、杭の長さとしては約7mで設計を行っておりました。…もっと読む
2014年7月18日
巷では耐震等級について、1でなく3であることを“ウリ”にして住宅販売を展開されている会社様が数多見受けられます。特別な理由がない限り、また前述した通り、新耐震基準等級1で人命の確保はなされていますから、ご予算の余裕があれ…もっと読む
2014年7月17日
最近では「耐震等級」という言葉で、建物の地震に対する強度が示されています。住宅の品質確保の促進等に関する法律「品確法」の住宅性能表示制度にあるものですが、建築基準法の耐震基準で確保が定められている耐震性能を1として比べた…もっと読む
2014年7月16日
新耐震構造基準によって造られた建物では、人命が損なわれるような被害に遭っていないことを説明しましたが、改めてその「想定範囲」について示しておこうと思います。 新耐震構造基準は、大震災(震度7位までであり、それ以上は想定さ…もっと読む
2014年7月15日
まずはじめに、先に申し上げた、大震災で被害に遭った建物と、無事だった建物の区別をしておかなければなりません。 平成7年の阪神淡路大震災後の調査で、多数の建物を失ったり使用出来なくなった理由は、以下の原因によ…もっと読む
2014年7月14日
1995年(平成7年)1月17日 阪神淡路大震災 2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災 上記は平成の世になって起こった未曾有の大震災です。その他も含む災害で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りする…もっと読む
2014年4月4日
現場作業によって建物が組立てられてゆく鉄筋コンクリートに対して、鉄骨造は工場加工での製作が大半を締めます。事前に行う製作図での詰めが、現場での仕上がり具合に大きく作用するため、前もっての仕込みが非常に重要です。多くの鉄骨…もっと読む
2014年4月2日
地上から打込んだ杭は、建物の地中部分(柱脚、地中梁、フーチングなど)で接続されます。そのため、杭工事が完了した時には、地上から杭の姿は見えません。杭と地中梁はフーチングと呼ばれる接続部分を介して繋がれます。さらに、この後…もっと読む
2014年4月1日
今回の計画地周辺は、埋立、盛土の上に現在の街並が形成されています。これは、揺れやすさからいいますと、少し条件が厳しい(揺れやすい)範囲に含まれているといえます。地上付近は軟弱な地盤に覆われているため、地中の堅い地盤と建物…もっと読む