住まいの採光と通風(日当りと風通し) その3 @石井正博+近藤民子

住まいにとって大切な「採光と通風(日当りと風通し)」についての “ばとろぐ” 三回目は、住宅密集地の住宅ではもちろんのこと、郊外の住宅においても有効な方法、高窓(ハイサイドライト)を使った採光と通風についてです。

3.ハイサイドライトでの通風と採光(日当りと風通し)
住まいの採光・通風を行なう上で、好みの大きさの窓を好きな位置に設けたいところですが、気になることとして、外部の視線からのプライバシーの確保と防犯対策があります。
そんな時に検討してみたいのがハイサイドライト(高窓)です。ハイサイドライトによる採光の場合、低い位置の同じ大きさの窓よりも室内の奥深くまで光が入るため、室内はより明るくなります。また、外部からの視線が入りにくくなるためプライバシーを守りやすく、防犯面でも、地面からの位置が高くなるので有利です。さらに、視線は斜め方向に空へと抜けていくので、室内に開放感をもたらします。

通風においてもハイサイドライトは有効です。壁面に収納を造付けたり家具やテレビを設置しても、その上部で通風させることができます。また、暖まった空気は上昇し上に溜まっていくため、ハイサイドライトを開けて暖まった空気を排出させることで、低い位置の窓から新鮮な空気を呼び込むことができます。

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Photo:安川千秋

写真は、中廊下の上部に採光と通風(換気)を兼ねて設けたハイサイドライト(高窓)です。どこからも中を覗かれる心配のない場所ので、窓にはブラインドを設けていません。青空がキレイに見えるように窓廻りをすっきりさせ、光によって色が変化するガラスのペンダントライトを吊るしています。

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写真は、天井が少し高くなったリビングの天井段差部分に設けたハイサイドライト(高窓)です。北側の柔らかな光を取り入れるとともに、暖まった空気を外に排出する通風(換気)窓の機能も果たします。このような手の届かない高窓の開閉は、チェーンオペレータや電動ユニット+リモコンで開閉させます。

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>>関連ブログ2010.8.25 ハイサイドライト(高窓)からの採光の例

>>住まいの採光と通風(日当りと風通し) その1
>>住まいの採光と通風(日当りと風通し) その2
>>住まいの採光と通風(日当りと風通し) その3
>>住まいの採光と通風(日当りと風通し) その4

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