左官の力 @清水 禎士+清水 梨保子
最近、左官が気に入っています。
数年前に外装、内装をほとんど漆喰やモルタルで住宅を設計しました。
これ以前に、内装の寝室で珪藻土を使用したことがあります。珪藻土の施工中は磯の香りが室内に満ち溢れ、でき上がった後はクロスや塗装では感じられない、静かでしっとりと落ち着いた雰囲気となりました。

この住宅では、水周りを含め天井、壁は全て漆喰、床も1階部分は全てモルタル仕上げ。徹底的に自然素材にこだわり、金属や樹脂は窓やスイッチなどやむを得ない箇所以外、使用していません。



漆喰の柔らかい雰囲気は筆舌に尽くし難く、何よりも、天井高さ3.5m、50畳近いLDKのコンクリート大空間が、施工中は圧倒される力強さを見せていましたが、漆喰が塗られた後は、人に寄り添うように何とも優しい空間に様変わりしました。左官という手作業がなせる技か。

近頃は、左官の優しさ、手作業の馴染みがとても心地よく感じ、ほんの少しでもモルタル塗りなど採用し、墨をモルタルに混入することで、塗装で色付けすることなく、コンクリートの冷たい感じを封じ込め、素材そのものを楽しむようにしています。



− 最新イベント情報 −
2月28日(土)住まいの「なかみ」構造見学会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
どんなふうにできあがっていくのか、どうやってつくられているのか…住まいの“なかみ”とは、出来上がった時には隠れてしまうところ。見る機会の少ない工事途中を見ていただくものです。 無垢の柱や梁などの構造材、Baubioとセルロースファイバーの断熱材、通気の工夫などの“なかみ”を実際に見ていただきながら詳しく説明をします。光設計の「呼吸する住まい」の“なかみ”を見ることができるいい機会ですので、是非ご参加ください。 会場:杉並区荻窪 「スロープ玄関の小さな木の家」 ...






