住まいの階段1 階段とトップライト @石井正博+近藤民子

今週の “ばとろぐ” を担当します、設計事務所アーキプレイス石井正博+近藤民子です。
私たちは男女ペアの視点を活かして、暮らし易さ(光と風、家事動線、収納など)とデザインのバランスのとれた家づくりを目ざし、「敷地とライフスタイルを活かした家づくり」をテーマとして設計活動をしています。

今回の “ばとろぐ” では「住まいの階段」について、タイプ別に7回に分けて紹介していきます。

階段の機能は、単純に考えれば上下の階を繋ぐことです。位置や形状は、建て主の要望や生活スタイル、家族の年齢などで決まります。例えば、子供さんのいる住まいでは、リビングの中にオープンな階段を設けるか、独立した階段室として階段を設けるかには子育ての考え方が反映されます。
共通して求められるのは、上り下りする使い勝手の良さと安全性です。また、空間を移動するための独特な造形は、視線を引きつけ、周りの空間に大きく影響を及ぼします。さらに、階段ならではの吹抜け空間は、光が廻り、風が流れ、声や気配が交差して行く場所でもあります。

一日目:トップライトのある吹抜けの中に設けた階段の紹介です。大きな窓からの採光が難しかったり、周囲の視線が気になる場所では、3つの階を上下に繋ぐ階段の吹抜けを利用してトップライト(天窓)からの光を、奥深くまで取込むことができます。

Tyas

写真[撮影:安川千秋]は、建物中央の光井戸の中に設けたストリップ階段です。上部のトップライトからの光が、三層の吹抜け空間を通して周囲の部屋に明るさをもたらします。同時にこの場所を通して家族の視線や声が行き交い、三世代が暮らすこの住まいの結びつきを強めています。
>>ひかりの家

Ayass

写真[撮影:安川千秋]は、三方を囲まれた狭小地の住まいの階段です。地下から3階まで続く階段を通して、トップライト(天窓)からの光を、地下まで取込もうとした事例です。階段は光が透過するように網の目状のスチール(エキスパンドメタル)を使って製作。メッシュ状の格子は白いレースように光を透過し、空間を柔らかな光で満たします。
>>代沢の家

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