図面の見方-5 断面図(だんめんず) @石井正博+近藤民子

《図面の見方-5 断面図(だんめんず)》

建物を水平に切断して上から見た図面が平面図なら、建物を垂直に切断して横から見た図面が断面図です。断面図は設計ではとても重要な図面で、上下階のつながりや高さ関係が分かります。

断面図には「設計地盤面(設計GL)から1階床までの高さ」「階高さ(床〜床)、天井高さ(床〜天井)」「軒高さ、建築物の高さ、最高の高さ」「屋根の勾配(こうばい)」などが書かれます。建物をX方向に切断したもだけでなく、それと直角のY方向に切断した2方向の断面図があると、より分かりやすくなります。

スキップフロア住宅のような床の高さがずれて複数の床レベルがあるような建物は、平面図だけでは空間のつながりがなかなか分かりません。視線の抜けや広がり、空間の繋がり、風の流れなどを理解するには断面図がとても重要になります。

建物の高さや、各部屋の天井高さとともに、吹抜のある2階と3階の関係、光の入り方や視線の抜け、風の流れなどが分かります。

吹抜のある部分とそうでない部分の2カ所の断面。高度斜線などの法規制や、近隣建物との関係も確認できます。

ロフトを入れると床レベルが6つあるスキップフロア住宅。断面図を通して、ずれた床レベル、部屋の関係や繋がりを読み取ることが出来ます。

図面の見方-7 図面の上下を逆さまにしてみる
図面の見方-6 断面詳細図(だんめんしょうさいず)
図面の見方-5 断面図(だんめんず)
図面の見方-4 立面図(りつめんず)
図面の見方-3 自分なりの物差し(スケール感)をもとう
図面の見方-2 図面に色を塗ってみよう
図面の見方-1 建物は通路と溜まりで出来ている

 

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図面の見方というこのブログ記事がきっかけとなり本が生まれました。実例図面には設計事務所アーキプレイスで設計監理した住宅の図面が使われています。

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著者情報

石井 正博 + 近藤 民子石井 正博 + 近藤 民子

石井 正博 + 近藤 民子 いしいまさひろ こんどうたみこ

設計事務所アーキプレイス

「敷地とライフスタイルを活かした家づくり」をテーマに、暮らしやすさ(温熱環境・家事動線・収納計画など)、デザイン、コストのバランスのとれた質の高い家づくりを建て主の方と一緒にめざします。

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