大磯の調剤薬局の外部看板サイングラフィックデザインとブランディング
大磯の老舗調剤薬局「ことぶきや薬局」様の建替えで、時間の経過と共に変化してきた地域環境に順応して生き残るために、建替えを機に改めて薬局の個性を確立させて、それを発信アピールすることにされました。
- ひとつは建替建物本体の外観や内装インテリアの刷新による表現発信。
- ふたつめは薬局の基本的機能である処方箋受付+調剤医薬品供給と患者様への薬物療法の提案を強化。
です。
建替え建物による表現は、
→関連記事「調剤薬局店舗の建物正面外観ファサード看板デザイン設計図」
によるもので、
薬局のロゴマーク、看板サインデザイン、診察券などなどのグラフィックデザインは、羽原ふみさんにお願いし、ブランディングがなされました。
既存の薬局様では名称がデザインされてはいませんでした。定まった薬局名ロゴマークがあれば、色々に利用できて、マークをみる毎に薬局の記憶が深くなります。マークが使われるところは、
- 外壁看板
- 外部自立看板
- ポイントカード
- 薬品袋
- ホームページ
などです。
文字やロゴマークをはじめとするグラフィック分野のデザインは多岐に渡りますが、建築物の外壁や外部空間で看板用いられるデザインは、遠近、光の強弱明暗、天候による見え方、が違うので、明快な表示が必要になります。その内容を理解している方に依頼することが大事で、間違うと見えなかったり目立たなかったりしますので注意が必要です。
ロゴマークは、
- 建物外観の印象
- 薬局の印象
- ひらがなの薬局名
- 健康相談の発信
を、噛み合わせてデザインされました。
ロゴマークは、ことぶきや薬局様の全ての薬品商品の説明表示に利用されて、薬局様のブランディング方針の要となって多様に表示利用されます。
外部看板
ロゴマークを薬局様の佇まいに表示しながら、建物や外部環境の整備に付け加えられて、さらに薬局の演出を際立たせる表示がされました。
建築外壁の看板
建物本体は薬局前面に駐車場を確保するために歩道から後退しました。そのために道路からの建築外壁に付けられた看板は良く見えるようになりました。
実はロゴマーク自体は、マークだけで検討されたものではなく、建物の正面外観ファサードが決められようとする時から検討が重ねられたものです。
建築外壁に貼られたロゴマークは立体化されたもので、漆喰の白に近い外壁仕上げに映える表示になりました。
道路際自立看板
国道1号線を往来する車に薬局の存在をアピールするために歩道側に自立看板を設けました。道路の進行方向に直行するように表示面があります。
形状寸法、表示内容は薬局様が様々に検討がなされ、最終的にはスリムな薬局建物を模した形に、薬局名をメインに表示した看板になりました。
ポイントカード・処方袋・ホームページ・名刺を統一する
ロゴマークは、各々の媒体に良く見えるように考えられて表示されます。統一してレイアウトされたロゴマークは強い力を持ち、お客様となってくださる方々のに潜在意識の中に落ちて、薬局様の存在を知らず知らずのうちに認識していることになっていると考えます。
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