内科クリニック高い天井吹抜け待合室の残響音を無くす吸音材@大磯

湘南の大磯で代々内科診療を続けている「脇内科医院」様から、医院建物の一部を建て替えたいご相談をいただきました。

間取りプランの検討が進み、待合室は広い印象にするために 天井の高い吹き抜け空間となりました。

天井を音を吸音する面にする

待合室の床や壁の表面仕上げ材料は、清潔を維持するために清掃消毒が出来るように汚れが付きにくい材料が選ばれました。すると材料の表面はある程度硬くなる傾向になりました。

表面が硬い材料は汚れにくい性質を持ちますが、伝わる音については吸収せず反射させる性質があります。

待合室では患者様と受付スタッフが、また患者様と患者様が会話をします。会話の声は重なり合い、発せられた声は、壁や床に当たって反射します。音が吸収減衰されないと、音は響き渡ります。音が長く響き渡ると会話が聞きづらくなります。

音が反射しないように吸収させて響きを無くすために、直接触らない天井面の材料は吸音性能がある材料が選ばれました。

 ▶︎▶︎ 関連解説記事「内科医院の高天井吹抜待合室の吸音天井」

吸音材料

音を少しでも反射させない天井材料として、汎用品の吸音板「ジプトーン」が選ばれて貼られました。

著者情報

北島 俊嗣北島 俊嗣

北島 俊嗣 きたじま としつぐ

株式会社北島建築設計事務所

お客様の貴重な財産である土地や建物を第一に守り、 より美しくデザイン性の高い豊かな建築環境を実現しています。

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